ひげじぃのお気に入りの歌一覧
音弥
赤と青いろの氾濫まちなかは必要以上の陶器あふれる
13
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桃山
鬼灯の網目の筋の残りいてさながら秋に身を準じるがごと
12
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へし切
藪陰にあるかなきがに隠れつつ水引草はくれなゐの花
19
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タイム
なんとなく詠み辛くなり気がへこむ短歌の本を読んでみたのに
8
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茂作
待ちわびる宣言解除の知らせなく まだまだ續くGoogleの旅
16
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恣翁
ドビュッシーのアラベスクこそ 木漏れ日の煌めきに似て 葉陰に揺るれ
9
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葛城
西向きの窓に掛けたる簾にもお役御免の秋霖の頃
16
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朝比奈
歸りゆくを遙か雲間に見し雁も渡り來るらむ秋のおとづれ
16
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へし切
照れる日の残る陽ざしに何思ふ赤ひといろの野辺の彼岸花
18
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御宿川蝉
秋風に 消ゆる葉陰の露のごと 逝きし友らを想ふ夕暮れ
12
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葛城
パタパタと輕き足音響かせて學童駈け行く朝涼の路
15
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茂作
荒海に眼失ふ唐の僧 坐像と成りて法燈を繼ぐ
15
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滝川昌之
折り方は人それぞれであっていい紙ヒコーキに託す夢なら
21
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桃山
竹笊に盛りて飾るは採れたての色鮮やかな野菜のいろいろ
11
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朝比奈
静かなる住宅街の昼下がり法師ゼミ鳴く独唱のごと
19
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ななかまど
汝が頭貸してくれよとあき茜はいとねじ花反りて礼する
10
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名鈴
笛竹の よはあはれなり 興尽かず 合はせ止しかぬる 庭の鈴虫
10
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へし切
豆腐屋と五輪の揶揄も現事 一丁、二丁 いや 三兆を超え
12
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夕桐
秋高し茅葺き屋根の息吹さす 白川郷の野草茶かをり
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ゆ
何度目か すれ違っても 夜は更けて 寝息があると 安堵する朝
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