舞 のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
くさもみじ茶色にかがやき美しいわれもこんなふうにかれていきたし
9
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三沢左右
夜を長み髪にうつろふ月影の君が袂に香を置きてまし
15
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シュンイチ
イシツブテ蹴りながら行く通学路 ぼくもだれかの影になりたい
8
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浅草大将
朝ぼらけ木立ちただよふ薄霧に光ぬるみてけふは小春日
8
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庭鳥
独り占め。煙の名残漂わすあなたに向けて相槌をうつ
7
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詠み人知らず
荒む心抱えていたと知ったのは爪を立てて泣き叫んだあと
5
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紫苑
ひらかれてひたくれなゐに咲く花の高みにあればこゑあげつらむ
12
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ぎんこ
子どもらを育てしスプーンで刻み食黙して掬う母は七十
13
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詠み人知らず
恋ふことが己を磨き生きること叶はぬ恋に幸さへ感ずる
3
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薫智
時が経ち僕は変わったのだろうか成長なのか無くしてないか
6
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羽虫
初陣は幼き頬に紅を添え少し背伸びの黒き甲冑
3
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たんぽぽすずめ。
熱燗を注ぐおちょこに照る月へ揺らすは北の友の温もり
19
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半格斎
図らずも子にひかれ來し渡会の神の御前や腰折りて拜む
13
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芳立
恋ひみだれ初瀬のこころひとしほのあかねに染みて君に散らまし
11
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恣翁
オリオンの 見ゆれば街に 未だ青き 蜜柑の香なむ 漂ひ初むる
37
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半格斎
山雨きて群れ立つ尾花は濡れそぼつ頭を垂れてや村のはづれに
10
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恣翁
覗き見し 毘沙門堂の 楓葉を 装ふ甍ぞ 錦なりける
24
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ほたる
うた詠むと言えば難解古典かと 現在の言葉で今の心を
8
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日央
起き明かし秋の名残を惜しみつつ庭に咲きたる山茶花眺む
9
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半格斎
漁終へし小船は波路に潮たてて、くびすを返すや伊根の船小屋
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