滝川昌之のお気に入りの歌一覧
うすべに
冷えた朝 霧の刈り田に春似せて やがて枯れゆく稲孫のみどり
7
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詠み人知らず
寒い中 遠き場所で 仕事する 届いた写メは 綺麗な月で
4
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可不可
降って晴れ 降って晴れて空模様 まるで女心とか言はれ
4
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ななかまど
多様性の錦の御旗きにもせず荒野謳歌の泡立草よ
8
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詠み人知らず
散歩行き 秋空眺め 深呼吸 喉を冷やす 空気に咳き込む
7
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へし切
秋闌けて 紅葉しにける奥山の霜枯る下草 冬の色なる
13
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きくゑ
艶消しの雲の呼び名を知らずして晴れるあさもや今朝惜しみけり
9
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ひげじぃ
ひとりきて雨の埠頭のうら寒さ惚け佇つ身に白波しぶける
14
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名鈴
懇に 労く言の葉 胸に満ち 身の隅までも 暖けくゆく
14
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び わ
誕生日家内八十一喜橋(よろこばし)人生本番これから越えて
4
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茂作
おのをのの役を果たして愼ましく 苔生す塚は名を求めず
16
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詠み人知らず
秋の夜 途切れぬ会話 弾む胸 色ある言葉 重ねて笑う
4
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萱斎院
あきされば荻の葉風をまつむしの 露をよすがとむすぼほるなり
8
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横井 信
増えてゆくコンクリートに囲まれて街行く人を見守る大樹
10
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うすべに
雨音の宵闇はやく 街灯にうかぶあかるさ花梨の黄色
6
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詠み人知らず
家守り 主夫しながら 働いて 遊びもせずに 真っ直ぐ帰る
4
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仔柚
人肌恋しなんて古びた文句言っていいのはセフレにだけよ
4
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ななかまど
木のように迷わずわが葉を落とせたらこころは軽し秋の夕暮れ
11
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へし切
マウンドに 立ちたる影を残し去る 君の覚悟や見事なりけり
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名鈴
冬よりも 秋果て俄に 寒き夜が 覚えず病まる 節ともならむ
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