滝川昌之のお気に入りの歌一覧
茂作
鞍馬やま紅葉競ひて大杉の 根道下りぬ若きも老ひも
16
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横井 信
ようやくのつめたき風も優しさの上着を羽織る朝のぬくもり
12
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わかばみち
のけぞっておうち帰ると園の前つっぷし泣く子に戸惑う母
5
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蔓葵
しろたへにうつろふ月のさむしろやむなしくひとり宿ながら見む
10
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詠み人知らず
おでこ触れ 冷たい手の平 心地よく 外は寒いぞ 布団をかける彼
3
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うすべに
風を切る薄い上着がたよりない 焚き火恋しい急な秋冷え
7
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可不可
雪かぶり霜おり氷はり初めて 蒼白い私の姉さん達
3
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詠み人知らず
小柄ゆえ 頭を撫でる 彼の背に 少しわけてと おねだりをする
7
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ながさき
哀しみの 泪とともに 過ぎてゆく 秋の名残の 十三夜かな
14
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ななかまど
杣人も久しく通わぬ山里をあまねく照らす十三夜かな
12
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KEN
青蟲に 秋菜を別つ 我が心 佛と奢る 狹き庭かな
11
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へし切
十月 肌も寒き秋しぐれ 寝も寝られずに眺め暮らしつ
14
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名鈴
逢へば嬉し 逢はねば悲し 浅へけり 然てもあどなく 恋ふ心かな
10
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ひげじぃ
ひさかたの篠つく雨に凛としておもねりもせず山茶花の咲く
13
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詠み人知らず
鉛筆を 一本握り 空に描く 真綿の雲に 友を偲んで
6
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荒野のペンギン
それなりに 頑張ったけど それなりじゃ 結果は出ない でもでも悔しい
7
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舞
たまゆらの地に降るまでのいのちなるま白のままの雪虫の夢
11
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び わ
肌寒し時の流れはとめられず散歩迎える枯れ行くすすき
5
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茂作
一つ家で老いを勞る歳になり 君を定めと漸くに知る
14
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横井 信
踏み締める土の感触懐かしく雲間にかすむ大きな夕陽
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