滝川昌之のお気に入りの歌一覧
恣翁
銃身の 黒ずむ鈍き光こそ 生命の最後の詩を奏せめ
9
もっと見る
ひげじぃ
カーテンをシャシャっと引いて退院は梅雨晴れの朝、日向雨舞う
11
もっと見る
詠み人知らず
膨らんだ お腹を擦る 君がいて 喜び話す 母になる夢
9
もっと見る
ながさき
限りなく 青のひろがる 虚空に こころと身体 溶け込みたくて
11
もっと見る
び わ
冬布団身体温め夢世界家内の配慮我身を包み
6
もっと見る
茂作
秋の日の穫り入れ嬉し豐作の 後に始まる蘊蓄ばなし
16
もっと見る
KEN
枯れゆくも 月の明かりを 滴らせ 風と舞ふかな 穗垂る蘆原
11
もっと見る
詠み人知らず
生きる意味 示してくれた 君だから 先のない道 抱えて歩く
7
もっと見る
横井 信
寒くなる朝の空気に道端の泡立草の黄色い穂波
10
もっと見る
萱斎院
あきかぜに紅葉ては散る葉桜の ながれ積もりてせきとなりなむ
6
もっと見る
詠み人知らず
二人きり 散歩デートは 久しぶり 肌に刺さるは 冬の知らせか
3
もっと見る
うすべに
冷えた朝 霧の刈り田に春似せて やがて枯れゆく稲孫のみどり
7
もっと見る
詠み人知らず
寒い中 遠き場所で 仕事する 届いた写メは 綺麗な月で
4
もっと見る
可不可
降って晴れ 降って晴れて空模様 まるで女心とか言はれ
4
もっと見る
ななかまど
多様性の錦の御旗きにもせず荒野謳歌の泡立草よ
8
もっと見る
詠み人知らず
散歩行き 秋空眺め 深呼吸 喉を冷やす 空気に咳き込む
7
もっと見る
へし切
秋闌けて 紅葉しにける奥山の霜枯る下草 冬の色なる
13
もっと見る
きくゑ
艶消しの雲の呼び名を知らずして晴れるあさもや今朝惜しみけり
9
もっと見る
ひげじぃ
ひとりきて雨の埠頭のうら寒さ惚け佇つ身に白波しぶける
14
もっと見る
名鈴
懇に 労く言の葉 胸に満ち 身の隅までも 暖けくゆく
14
もっと見る
[1]
<<
630
|
631
|
632
|
633
|
634
|
635
|
636
|
637
|
638
|
639
|
640
>>
[2887]