滝川昌之のお気に入りの歌一覧
千映2
四季咲きの薔薇も小ぶりに秋の庭陽射しを受けて香りを放つ
5
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詠み人知らず
打つ波の 強さに歩む 水飛沫 潮の香りに 神秘な魅力
3
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谷村思亜
魂は 白き炎に燃え上がる 焼き尽くせばいい存在の根を
3
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コタロー
千の毛をピンピン立ててモゾモゾと黒い毛蟲が匍匐をしたる
3
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コタロー
怒りたる蟷螂鎌を振り上げてギロリと吾を睨み續ける
5
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へし切
年ふればふるさと遠くなりにけり 如何に在ませし老いし母刀自
15
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ななかまど
飛び行くは硝子の空の向こうかと思いし鶸の旅が終わりぬ
14
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きくゑ
焙煎の燻り鼻先かすめおり空耳聴こゆ引く豆の音
4
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詠み人知らず
奥さんと 呼ばれる日々が 多々ありて いく宛もなく さ迷う言葉
4
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名鈴
人の心 浮き立たするは 数あれど うち寛がする 家こそ良けれ
13
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雨夜
觀念は朝にも降りし魔術かもノヴァーリスとふ薔薇ゑみたり
5
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里香
今だにも もしもを描いてみるんです 浮き世憂き世の 青春でしたから
6
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詠み人知らず
草影で 震えては鳴く 子猫さん 傍ら座り 抱き温める
5
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舞
濃紺のセーラー服のスカーフの結び目かたき霜降のころ
6
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ひげじぃ
清流の簗にかかりし落ち鮎の空を仰ぎて何を思はむ
14
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び わ
雨の後晴天となり暖かく心身ほぐれ空に溶け込む
2
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茂作
お大師に會ひたきと云ひ四國路を 巡りし友は常世に逝きぬ
13
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横井 信
晴れわたる空を見たくて目薬で気分を変える朝のひととき
10
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藤久崇
哀れにも 妹も友らも 無き秋に 蝉こそ独り 狂い鳴きつつ
7
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詠み人知らず
生欠伸 恋に一つも 縁がなく 笑い話やと 人を遠退く
5
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