平 美盛のお気に入りの歌一覧
シュンイチ
言わなくていいことばかり口をつき言いたいことが上手く言えない
16
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悠々
山も見づ桜も見ぬに春逝くと惜しめばきみの帯に花咲く
20
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聴雨
小雨降り日ごと色めく藤の花あはき乙女の恋ごころかな
15
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悠々
幾重にも波を重ねて春の海われにつたへし愁ひの有りや
23
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紫苑
会ひ見るの時はなからうひさかたの光に顔をそむけ生くれば
11
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芳立
うすべにの散り敷く路にくれなゐのそほつ柔肌ひめの葉桜
14
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佐々一竹
熟れすぎたトマトをそっと食卓に倦怠期とはそういうものだ
7
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只野ハル
花見酒彷徨い歩く白昼夢揺れる道行花散るごとし
9
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リンダ
拒否されば無償に欲しくなるものか取りあげられた煙草とか愛
6
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浅草大将
ゆめに咲き夢に散りゆく思ひ花うつつに映し我こそは見め
35
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螢子
満開の城山の桜眺めては城を守りし狐を思ふ
8
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杏子
もうダメと まだまだ行けるの 気持ち揺れ精神論では 進めなくなり
2
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猿ノ丞狂介
うぐひすの啼く野辺ごとに来て見ればなんとウグイス笛四〇〇円
5
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只野ハル
昼酒の酔わぬつもりの深酒の花見の後の迷い道かな
17
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杏子
微笑みの 勝利の女神 隠れたる応援の声 虚しさ 混じりて
3
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螢子
言の葉はその日気分の気まぐれで君はいつでも自由人なり
10
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光源氏
いなと言へど強ふる我のしひがたり今宵聞きしは百物語
13
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悠々
逝く春を惜しむか鳥の声ひとつ池面の緋鯉ひともじに跳ぬ
18
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ころすけ
はじまりの時から終わりを怖れてた恋だったから しかたないけど
11
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悠々
電線に見下ろす烏と目が合ふてほほゑみ交はすおまへもひとりか
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