名鈴のお気に入りの歌一覧
舞
夜会へとカラスら消えた街角に取り残された吾が影ひとつ
6
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源 漫
夢の世のうそとまことのまがふ日の心の空も晴れつ曇りつ
6
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松本直哉
ふたご座のひととあひみるみづうみのほとりにたてば夕波千鳥
4
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由縁
胸元の傷跡ふれる医師の指 別れをつげる決心秘めて
11
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芳立
ただ御名を称へ残さむわれもまた六字となりてあらむ世なれば
8
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詠み人知らず
吉備の国古代弥栄ほしいまま柴栗年輪風ゆるやかに
11
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里香
山みどり 吸へば身体が川のごと 透きとほるてふ ターブクの風
12
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灰色猫
真夜中に優しく響くリバーブが深海世界のわたしを癒やす
7
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灰色猫
手のひらのとても可愛い雪うさぎこの暖かな冬へようこそ
11
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滝川昌之
抜け出せば後ろ髪引く寝床かなポインセチアの凛と咲く朝
22
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可不可
一度きり呼んで途切れて私から抜いて糸ひくモーニングコール
4
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夏深
ガラス戸に顔押し付けて外見てる氷雨を泳ぐ君がいそうで
7
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只野ハル
独り身の日々を重ねる親送り自分勝手はこんなものかと
9
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詠み人知らず
年おんな令和も暮れて老いの坂めくる暦の薄さはかなく
16
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千映
笹舟を子供みたいに流すたび君のこころにいつ届くかと
13
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西村 由佳里
君からのおみやげ今日も口に当てこくりこくりと飲む昼下がり
5
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千映
腕あげる君の俳句の瑞々し初冬の朝のこころに沁みる
8
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千映
単純なおしくらまんじゅうに燃えた頃夢と希望にポッケも膨らむ
5
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滝川昌之
次年から年賀辞退と恩師より儀礼の鬼が角終いゆく
15
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千映
年賀辞退語った恩師「君だけよ」吾に届いた斜めの小文字
5
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