ひげじぃのお気に入りの歌一覧
紅孔雀
のこり香に君のおもかげ浮かべては 月わたる夜にしづ心なし
4
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音弥
無窮なる天体の中地球より最も遠き銀河見出す
15
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千草
盲目の犬抱きながら坂道を行く中秋の月を求めて
8
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へし切
法師蝉はや鳴き止みて 世の中は 朝な夕なに秋深みゆく
18
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舞
寝静まる夜に我が家をウロウロと酔いて眺めるちっぺえ王国
5
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朝比奈
紅葉せぬ秋の初めの夕時雨そぼ降る山に鹿は目覺めむ
16
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緒川みるな
日輪は 燈り遺して 沈みゆく 美濃の深山の 彼岸の夕べ
11
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葛城
爽やかな日差しに映えるリコリスの紅白の花に風の纏はる
10
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名鈴
草隠れ 有るにもあらぬ 野の花も 一目見られば 生まれし甲斐有り
11
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横井 信
朝露に湿気った草を踏み分けて大地のかおる駅までの道
17
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恣翁
秋の日の はや傾ぶくを 尋ね居る我が師の墓標 見つからざらめや
17
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茂作
墓參りみんみん蝉のひとり鳴き 隣家の半坪更地に變はる
16
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芳立
あきらめの道はありけり日や長き夜や長きと思ふわが身に
13
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灰色猫
地中海はるばる越えたパスタたちこの塩味は海に似てるね
16
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朝比奈
満ち足れば欠けゆくのみが理と月の姿も既に変われり
9
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名鈴
末広に なまめき咲ける 女郎花 野辺に置かむか 手折り持たむか
14
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うすべに
秋の雨 こぼれた萩の紫に 夜を待つのか憩うこおろぎ
10
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名鈴
ちゅうしうの 庭に探る 花かつみ かつても見ざる 花の咲くかは
8
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ななかまど
珈琲を飲み終え席を立ち難きサラブレッドの血統の先
12
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へし切
吾がごとくものや侘びしき秋の虫 鳴く音もかなし長き夜一夜
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