葡萄のお気に入りの歌一覧
紫苑
後ろ手に短き爪を隠しをり生命はげしき春のかたはら
8
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光源氏
君がゆくいくさも戀もうら悲しせめてそめませ忘れじの歌
12
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もなca
憂鬱は巡る季節のせいでしょう 決して君の不在ではなく
17
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浅草大将
呆気なく晴れてしまった悔しさに空を踏んづけたら水たまり
16
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キノシタサトル
永遠に返ってこない山彦を待ち続けてる石像の人
3
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糸
ほろほろとほろほろほろとおちていく そのとおとさにぼくはかてない
7
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しづく
髪の毛についた涙の花びらをダリアと呼んで閉じ込めている
6
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しづく
さみしさはとてもしずかな場所でしたゆるく絶叫しているアリア
4
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善田真琴
草枕仮寝に波の子守唄近江舞妓の真砂の浜で
1
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紫苑
真砂なす星の青きをひとつ選み我より知らぬ名もて呼ばまし
13
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浅草大将
春ゆくはあすかの川の今日の瀬にはや立ちそむる夏の藤浪
16
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詠み人知らず
ごめんねの 4文字で殺す 希望とか来ない未来や 二人の夢や
14
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詠み人知らず
カラフルな錠剤がほら 手のひらを コロコロとする 眠れない夜
4
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詠み人知らず
また君が 膨らましてる シャボン玉 揺れてはじけて 消えてゆくのに
21
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善田真琴
夕暮れの人も通はぬ山道に骨と化したる屍あはれ
3
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風蘭
追いつめた仲間を仰ぐ木の下のきみの鳴き声あれが最後か
9
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風蘭
沈黙を聞いているただ聞いている白い吐息のとなりに座り
27
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紫苑
葉がくれに白き焔のひそやかに一人静の揺れやまずなり
16
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あき
あの庭であんたが摘んで差し出したぺんぺん草の音が今でも、
16
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あき
このくちで編んだ呪いはするすると空気にとけてあのひとが吸う
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