大野 冨士子のお気に入りの歌一覧
千映
夏祭り降ったり止んだり雨恨むせめてお店で玉こん売ろう
15
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滝川昌之
学生の分だけ空いたつり革で触れぬ背中のシャツも涼しく
26
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コタロー
空つぽも時にはいいが腦味噌は常に刺戟を慾しがつてゐる
8
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舞
冬は耐え春華やかに夏つよく秋は哀しく四季に咲く花
11
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inosann
仮にもし空気を金で買うとして そんな世の中「はなから」断る
23
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さへき さうじん
寝るほかにすることのなき暑き夜 疲れて寝しに起きても疲れ
10
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まあさ
県大会 準優勝の 球児らの 涙が汗と 交わってゆく
19
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林林
誰からも見られなくても別にいい孤独の中の神の祝福
24
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林林
頑張って褒められなくても頑張りの手を緩めると破綻してくる
22
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安井シンゴ
駅までの徒歩一時間ハンカチに汗染みこませ一人行きおり
9
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安井シンゴ
「夏休みラジオ体操のご案内」開催期間は一週間のみ
4
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ふじこ
名を知らぬものはこの世に数あれど名など要らぬと花は揺らめく
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コタロー
猛暑日の家路は遠く果てしなくコンビニ寄ればアイスが美味し
11
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只野ハル
手握られ引き寄せられてキスされたセンパイもどきどきしていた
19
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石川順一
稲の穂に風が当たれば次々に色の濃淡変え直ぐ戻る
17
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夢士
まどろみの遠くに聞こゆ君の声はっと目覚めて何食わぬ顔
18
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灰色猫
おはようもごちそうさまもおやすみも実は魔法の言葉なんだね
17
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灰色猫
父の手の武骨な指の褐色に家族を守る偉大さ学ぶ
18
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鳴海
スミレって漢字で書くと野の花でひらがなならば押し花みたい
8
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石川順一
茂り合ふ庭の木々から精気吸ふ蜘蛛の巣の垂れ揺らめきにけり
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