葡萄のお気に入りの歌一覧
河のほとり
思ふこと過ぐるは風にはかなくて誰が言の葉とさわぐ梢か
9
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れお
ちっぽけな絶望の果てを歌ってよ 希望だなんて言葉ではなく
4
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れお
また春が来ると信じて花は散る 僕らもそうだ きっとそうだろ
5
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れお
ギリギリで踏ん張っている影の上 それは光と君の証明
3
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れお
君の手の温度を知った僕の手の冷たさを想う 今さら想う
4
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れお
永遠を覗いてみたくて君と手を離してしまった それだけなんだ
4
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七色コイン
項開く指先てさえ愛おしく 同じところを撫でる悦楽
11
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七色コイン
ドブ川に飛び込んだ後少しだけ 眠りたいたとはどういことか
9
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れお
空を飛ぶことより君を抱きしめることを選んで生まれてきました
5
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しまじま
風に舞う 花片ひらひら やすらへば 無気に過ぎゆく 春や恋しき
4
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悠々
ランドセル遺影に置かれ一年を過ぎたれば子は進級せしや
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夜考宙ん
濃紺の真夜中の空筆に取り何かを描いて何かを隠す
5
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光源氏
いまさらに契りを思ふ花の影知らぬ顔なる十六夜の月
11
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光源氏
夢の夜の名殘ぞ今も匂ひたりしばしはかなき春の後朝
13
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紫苑
意識下の青い静寂に潜みつつチョウチョウウオは花を知らない
6
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あき
満開の三春の滝に打たれれば花におぼれて息もできない
21
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浅草大将
夏たたば八重の霞をはるならできるも一重のうすものの空
10
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浅草大将
青こだち陰ふく風に玉ゆらを揺らく葉の間ゆ夏さし初めぬ
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しづく
ゆらゆらとどこへ行くにも覚束ずかんざしの下揺れてるビーズ
4
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風蘭
花水木あおいださきにうす青し五月の美空翔ける隼
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