風蘭のお気に入りの歌一覧
悠々
あの日から一年を經ていまもなほ堆くあり心の瓦礫
13
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七色コイン
心をば改め直し言えるのは きっと南無阿弥陀仏だけなり
14
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山桃
夕燒けにしづく落として消さむとて身を折りたたむ上弦の月
50
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由良
これ以上誰も傷つけない為に涙の粒の先端は丸
93
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紫苑
うたに詠むかげと己の生きざまに乖離あらざるや世のうたびとよ
43
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紫苑
我せめて恨まぬ者でありいたし愛せぬまでも赦せぬまでも
30
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紫苑
「君はなぜ眼を詠みたがる」ことのはに霊やどるてふひとの問ひにき
35
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紫苑
食べものの尽きてふた月消える声繰り返される「誰も知らない」
35
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詠み人知らず
私より疲れた人が前にいる 平成生まれにタコ焼き渡す
21
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リンダ
七草を未だに言えぬ我がいて毎年答える母の粥なり
8
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薫智
単純だたった二文字が嬉しくて五文字だったら何もいらない
15
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紫野
「貴方には私なんかじゃ勿体ない」そういうことは俺が決めるし
15
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ことほぎ
だしたまご湯気の向こうに滲む君 しあわせ色に煮込んだ白根
5
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勿忘草
「元気か?」と送られて来た君の声、たった三文字されど三文字
12
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大秀
「大丈夫!」根拠も何も無いけれど母が言ったらそんな気がする
20
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山科嶺子
さよならを言える資格はありますかわたし一人の思い出ですか
62
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卯月
嘘ばかり吐いてきたので本当がもうわからない四月一日
8
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香魚子
字余りはわが感情のとめどなくあふるるさまをを表すと知れ
22
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あおい 龍
今日もまた キズで残った 大根に明日は売れると 励ましたたく
14
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Citta
五月雨に隱す泪の雫にも明日に繋がる心ありけり
12
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