横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
曇る日のデニムのシャツの群青が溶け入るような雨季近き海
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蓮見ゆう
うつくしき白き御姿 今日此れは白無垢なのだね京のたけのこ
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詠み人知らず
海の声 嘆き悲しむ 波の音 幾度訪れ 叫んだことか
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時計台
今日もまた 首輪地を這ひ 立ち止まる いとしの愛犬 電柱の影
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へし切
さざ波の音も愛しい 五月尽 心の中の景色を思ひつ
14
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凌霄花
仰ぎみるはるか伯耆の頂きに綿雲ひとつ夏引き寄せる
13
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舞
空澄みて リラ冷えの頃 妖精の 柳絮ま白き サッポロの街
5
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KEN
その奥は 賢治が諭す 店やらん 蕗をむしりつ 歩く山路の
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夕夏
りゃくだつがほろどもーるのれきしへとつながるきおくどくさいこっか
2
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詠み人知らず
朝冷えに 一枚羽織る 季節誤差 天も悩みて 匂う雨音
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び わ
最近はネット注文多くなり行き違いミス無視できぬほど
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茂作
ほのぼのと膝がお見合ひ足湯かな 妻が居ぬ間の混浴となる
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灰色猫
心象を絵にするように綴りゆく媚びのないよう嘘のないよう
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ハーコット
言の葉の冷気にふれて陽を欲す凍てにし背筋温めまほし
5
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つばす
紫陽花が雨に打たれてすくすくと 梅雨の走りか皐月の末
5
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詠み人知らず
蒲公英の 遅れ咲き見て 春想う 去るは短し 夏の長さよ
9
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灰色猫
この村でいちばん高い木に登る把握しました田舎者だと
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灰色猫
目印はありがたいけど矢印はなんか腹立つちょっと逆らう
5
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灰色猫
こんこんと水の湧き出る陶製のワイングラスが地中海を生む
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灰色猫
食卓でふと目をやれば旨いか?と笑ってそうな亡き父の席
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