千映のお気に入りの歌一覧
へし切
女郎花いまを盛りと咲き初める花に寄り添ふ男郎花かな
23
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詠み人知らず
意識して君を見たのはいつだろう シオカラトンボ つつと横切る
18
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詠み人知らず
焦りより祈りの数が多ければ 通じるものと 決めましたから
18
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詠み人知らず
若葉よりもみじのほうが危ないと車を見てる我も老いたり
11
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詠み人知らず
遠い日の 二人の時間に 連れてって私の髪が 乾かぬうちに
10
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野々花
懸命に生きた証しと夜顔の 甘く切ない残り香ひとつ
11
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松本直哉
いにしへの水主漕ぎたみし瀬戸内の海に棹さす一艘の舟
6
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舞
鳴き残る蝉一匹のど根性素知らぬ顔で吾にもあれかし
14
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恣翁
淀みたる秋の池には 浮草の満ちて 御幸の迹 尋ね得じ
20
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コーヤ
ウオークで減量達成喜びて贈られしもの日焼けの勲章
16
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本能寺
嵐過ぎ 秋の祭りの練習か 篠笛の音 闇に聞こえる
15
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恣翁
胎内に宿れる十月に 原始からの進化の夢を 胎児見るらむ
23
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falcon
カンナ言う「ダンプ多いね」頷いてすすき手を振る復興街道
9
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野々花
秋の花上手に咲かす母は亡く風吹く午後にため息をつく
10
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ながさき
竹林の 風に揺られて オニヤンマ スイースイーと 軽やかに翔ぶ
20
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詠み人知らず
往年の豪腕すらも山なりのスローボールの老いたる投手
8
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桐生賄
ご近所の 風鈴の音が 一段と 空しさ誘う 夏の終わりに
12
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守乃みさと.
七夕の雨など君は気にしない 「土砂降りだって逢いに行ってやる!」
16
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野々花
「逢いたい」と綴った手紙百通をボストンバッグに詰め込んだ夜
7
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桐生賄
思春期で 荒れてた息子の進路先 ようやく定まり 気持ち和らぐ
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