柊+のお気に入りの歌一覧
名鈴
はる氷 すでに溶けぬる 池面に 落ちては消ゆる 余寒の淡雪
9
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名鈴
丹誠を 尽くしし宝 窺狙ふ 罪をぞ天は ゆめ許すまじ
11
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横井 信
つよくなる春のひかりに蹴飛ばした石は転がるもう止まらない
12
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KEN
雪雲の 切れて幽けき ペルセフォネ 遠き闇より 春は降るらし
12
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KEN
雪の華 天地荒れて 輝きぬ 耐へて根をはる 木々の上枝に
11
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滝川昌之
地の何を掃おうとして吹く風よ砂塵に霞む嘆きの春は
17
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舞
土地ごとに時節のごとに降る雪の音を肴の独り酒かな
7
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葛城
暮れ遲く明け早くなる春の日の 躊躇ひ移る時長閑なり
15
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へし切
日の本の 四季の眺めは変わらぬど めぐる災禍の をりをりに烈し
6
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灰色猫
あの虹に名前をつけちゃいけないよ虹はみんなのためにあるから
8
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ななかまど
雪の日はやること多く一つには同い年なる角川短歌
8
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滝川昌之
先輩と昔話をする午後の激論偲ぶ会議室に斜陽
17
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武蔵野
友達に お礼の手紙 書きました スケッチブック 虹をいっぱい
5
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名鈴
満たされぬ 悲しき恋の 物語 「月待つ女」 身になずらへり
11
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横井 信
雨風に錆びたこころのスイッチをそっと切り替え始める仕事
11
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横井 信
じっと待つ駅のホームで傘をさし目をとじ願う穏やかな朝
10
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蔓葵
春の戸をあけしばかりにほのぼのと風に知られて匂ふ梅が枝
15
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武蔵野
関東も 雨が降ってる コトコトと 邪気をはらうと いわれしものか
5
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武蔵野
雨が降り 部屋が暗いと 読書灯 適度な灯り こころ豊かに
5
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葛城
大地震に至ることなく年年のゆくを祈りて冬櫻散る
11
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