詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
大獏
おやすみは愛する人にかけることば雨ざらしのかかしに返事はない
6
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石川順一
意地になり庭で暴れてミニミニな私は徳の大きな男
20
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石川順一
次の皿欲しくて風を知覚する坂は緩くて永久は要らない
11
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灰色猫
響きあう言の葉たちを紡ぐべくわたしはひとり心に潜る
26
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恣翁
充たされぬ青き唇 燻りし衝動に 今 汝を抱かばや
16
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灰色猫
君となら打たれ死んでもかまわない愛しい鼓動は遠雷に似て
20
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灰色猫
微睡んであなたの腕で聞いていたひぐらしたちは夏の幻
23
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灰色猫
かなかなとひとつふたつと風鈴を割っては響くひぐらしの声
27
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詠み人知らず
快活な浪花の友の励ましに 子猿の胸ぞ元気満ちける
17
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詠み人知らず
親やあらぬ 友や昔の友ならぬ わが身変われど 内変わらぬに
15
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詠み人知らず
SRS数多手がけるスタッフも 戸籍名呼ばれる悲しさ知らず
18
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詠み人知らず
いつ見ても笑っているね と言うことは結構いつも見られているの?
16
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へし切
前世より結ばれていた赤い糸 誰そ彼時に君の名を言ふ
23
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inosann
「明日からまた一人ね」と母が言う吾の好物カバンに詰めつつ
25
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桐生賄
十日程 帰省し息子 明日戻る 今から寂し 時間よ止まれ
21
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滝川昌之
飲み出しが早いと妻に責められてそれでもササッと肴が並ぶ
28
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まあさ
虫捕りの 網と虫かご 携えて 翁が幼子 追いかけていく
27
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ながさき
地球上 言語や肌色 ちがひあれ 生きとし生ける 尊き生命
22
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ながさき
一念は 十個の想ひに 区分され 地獄の心 仏の心へ
24
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ながさき
妙法は 師子吼の如し いかような 病ありとも 障りとならじ
24
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