葡萄のお気に入りの歌一覧
善田真琴
満月を恋ひ慕ふがに蛍火の明滅しては抑へ敢へずも
3
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風蘭
日焼けした背表紙の本手繰る手が導かれゆく追憶の径
26
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詠み人知らず
菖蒲湯の 青き薫りに 覚ゆるは 幼き吾子ら 戯れし野辺
13
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もなca
満月に見守られてる心地してカーテン開けたまま眠る夜
15
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芳立
ふたたびの四月も知らぬ荒れ地に無言の「春の歌」の仕打ちよ
10
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芳立
あかねさす君のことばを話してもはつ夏の日に発つエトランゼ
8
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あき
もしかしてお腹すいたの?さっきからグーゴロゴーとやかましい空
11
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薫智
少しずつ言えないことが積もってく身動きできず固まる心
9
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光源氏
ほととぎす花たちばなを伝へ知りけふも玉ちる閨に侘び鳴く
7
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光源氏
み吉野の舞ひ散る花の行くすゑに無常の理悟るゆふぐれ
17
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れお
見下していいよ 世界もその君も 見上げる僕が星を掴むさ
3
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しづく
さよならが身に染みるほど恋でしたスネオヘアーのhappy end
3
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光源氏
御心を寄する吉野の君が影ひとへにかかる雨ぞふりしく
14
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紫苑
ひさかたの月読壮子あしもとに拉がれ坐するわれを浸せよ
8
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風蘭
春真昼何かが死んでゆきそうな眠気を醒ますたける鉢花
14
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詠み人知らず
果てしなく 広い地球に 抱かれて たゆまず満ちる 海でありたい
20
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光源氏
松浦川ほとりの櫻咲き匂ひ蝶を愛でます佐保姫の影
10
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falcon
青ざめた馬駆け抜けていくうつり茶髪もなびく夏の初風
9
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光源氏
五月雨に花の袂はそぼ濡れて心はまどふ松浦佐用姫
11
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善田真琴
肌寒くふと目覚むれば簀垂れ越し丸く太りし超月の夜
6
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