詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
冬鴉樹々の高みに止まりつつ何故かくあーくあー鳴ゐてをるなり
6
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夢士
咲き初む河津桜に鳥あそぶ見やる頬には如月の風
15
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夢士
まだ来ぬと油断めさるな花粉症杉の梢は色づきをりぬ
13
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灰色猫
茶を点つる音も途絶えし草庵のさめざめと泣く姫垣に雨
18
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灰色猫
けんかするあなたがいない侘びしさがふたりの愛を証明してる
20
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滝川昌之
一度固辞二度の内示で諦めて辞令一枚どこへでも飛ぶ
19
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滝川昌之
田起こしの土の匂いを運び来る風は辛夷の枝端くすぐり
23
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恣翁
梅東風と小糠雨とが 掛け合ひに 春来たるらむ 足踏みしつつ
16
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KEN
まだ眠る 椿の魂を 見上げれば 朝陽に微か 春にほふ息
13
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KEN
乳を乞ひ 母呼ぶ兒の 聲眞似て 春先の風 吹けど哭けども
14
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舞
戯れのひとよに一首たどたどしうたなど遺し覚める明星
7
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滝川昌之
客という立場で猛る愚かさに気づけば等しき感謝に和む
20
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もみじ☆彡
薄衣を 纏ふがごとし 街並に はかなく消ゆる 宵の淡雪
16
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ななかまど
ところ変え浜風あびる三重の塔三渓園に春を待ちおり
6
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KEN
衣更着の 雪の衣に 思ひ祕め 時を待つかも 櫻の冬芽
17
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うすべに
急ぎ足 刹那の羽音眼で追えば ひよどりの羽根朝陽に光る
12
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横井 信
もどかしい足の痺れと春を呼ぶ風に追われて枯野を歩く
19
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夢士
ふと見やる窓の向かふの雪化粧並ぶ車の屋根は一色
15
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inosann
久方の眠れぬ夜にゆるぎなし敢えて成す事なき身の明日に
22
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へし切
世の中はかくも愚かな者ばかり権をにぎれば驕り高ぶる
15
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