詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桐生賄
星形の 百八円の ミニクッション 喜び買う娘の 満面の笑み
22
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ラベンダー
あの頃に ピーピー豆を 吹いてたと 思って茹でる スナップエンドウ
20
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ラベンダー
返る寒 春の空気と 相まって 夜空に映える 月の明かりよ
16
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まあさ
半分の 思い出にすがる ことさえも 許さないよと いうような雨
17
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石川順一
店内で読者投稿欄を読む詩の奥深さ味わい歩く
17
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秋日好
返品のこぶ茶を独りしめしめと味わっている雲隠れの夜
21
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秋日好
純白の花吹雪浴ぶ帰り道華々しきこと欠片もなくて
25
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秋日好
「ああ、はれ」と梅花見上げて胸抑え隣の君と分かち合えたら
17
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さえね
かけねなしにいい酒だった雪の夜おまえと飲んだ七重郎は
5
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さえね
どうしようもない怖さを抱え生きている(世界がずざっとずれていること)
10
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さえね
ひさびさのきみのくちびる赤くってすこし動揺してしまいます
10
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北上 詩迷
穏やかな光をあびてたわむれる子どもの庭に花と咲くきみ
12
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秋日好
冬ほどは雨が冷たくないという笑顔に気圧され逃げ込む温室
13
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inosann
バイト行く娘みおくる玄関に路面をたたく雨足を見る
22
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秋日好
寒戻り種イモ窓辺で留守番を若芽蓄え次週に備える
13
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牡丹鏡
雨すらも 憐れむことの ないこの身 いっそ陽を浴び 焼かれ天まで
7
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舞
人形の変わらぬ顔も日によりて楽しそうにも哀しそうにも
16
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九條千鶴
靴音が響く通りを歩くとき孤独の影が心を叩く
11
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コーヤ
人生は 何でも有りも 悪いこと 全て置いてく 生き方で行く
14
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コーヤ
微笑んだ 気品に満ちた 白梅の 輝く舞いを 眺め愉しむ
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