吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
灰色猫
傘もなくひとり仰いだ雨空は君を想えば満天でした
17
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コタロー
スランプをゆつくり拔け出し猫樣のいつもの歌を詠んで下さい
13
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詠み人知らず
雨中を歩いて着きし夕暮れの日畑廃寺に彼岸花咲く
16
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へし切
天をさし伸びゆく枝先 むくげ咲く 真白き花の清しくもあり
13
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KEN
飛矢の如 初雁の群れ 一文字 迷ふ夜の後 朝の陽に消ゆ
11
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内田勝也
朝の海波照り返し鴎啼く飛翔の時は過ぎ去りしまま
5
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舞
昔見た叶わぬ夢を肴とし独り酒酌む背な丸めつつ
6
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恣翁
漆黒の運河の水に 死せるごと 更け待ちの月 暗澹たるらむ
10
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路人
脱ぎ捨てた服を探しに街へ帰ろう九月の声が聞こえたから
3
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詠み人知らず
ひと夏の麥わら帽子吊りしとき葉月のほてりに潮の香ゆらぐ
11
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滝川昌之
同じ日々紡ぎゆくその尊さを親に刻まれ子に示しゆく
17
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横井 信
秋風を捕まえようと青空に開いた手からこぼれるひかり
14
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うすべに
遠い夏 波にこわれたさくら貝 届かなかったうすべにの恋
11
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萱斎院
雲たかみ薄絹がごとつれなくて 思ひにしづむあきや来ぬらむ
9
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夢士
スーツ着て電動団扇かざしをり吾の手の扇子は右に左に
12
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横井 信
秋空に枝をのばして風を待つ暑さ乗り越えほっと一息
12
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へし切
吹く風の涼しくなりぬ 山の蝉 秋の響きの声たてて鳴く
16
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び わ
東名を車はしらせ静岡へエアコン故障死ぬ思いせり
5
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KEN
秋霖の 重みに沈む みやこ笹 見る影もなき山駈けの寺
12
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恣翁
床の間の 白き芒の花影にや 秋の悲しび 忍びたるらむ
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