緋色のお気に入りの歌一覧
浅草大将
花咲くの知らせひとつを留めたり風の便りは聞き流しつつ
15
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falcon
望月の光りあまねく流れたる家の土台を照らすもかなし
12
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みみ松
喉奥の小骨が痛いと騒ぐ子に魔法の呪文カマズニゴックン
10
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浅草大将
ながらへし常葉の影を仰ぐれば空にたかたの松のひともと
14
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まるたまる
放射能の脅威感じる感じない二者に大きな隔たりのあり
8
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詠み人知らず
コンデンスミルクの香り春近し
9
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薫智
ここまでと線を引いたらそれ以下にしかなれないよ乗り越えるんだ
12
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光源氏
無は有を 有は無を生じ さらにまた限りを知れど限り無きもの
8
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舞
省みて恥ずべき事の無き矜持言挙げはせず秘する花也
13
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敷島ヤマト
クロネコに吹き出し書いてさよならを告げた 積まれていく段ボール
41
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詠み人知らず
移ろふはすべて空しと思ゆれど花さそふらむ涙清しき
14
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わらこ
十七を乳白色の湯に沈め足の先から十八になる
26
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水島寒月
降りかかる香を深ぶかと吸ひにけり白き辛夷の咲き盛りゐて
5
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紫苑
いましばし魂の守りせよ山の神けふふところに抱く奧津城の
10
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まるたまる
水俣のはるかオレンジ奇跡の実日向夏の樹に自然に実る
14
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詠み人知らず
ただじっと誰かを待っているような気配が部屋の暗がりにあり
15
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ぐるぐるフルール
肌寒いビルの林を通り抜け坂を上ればゴスペルの音
10
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詠み人知らず
奥山に知られぬ花は散りぬとも錦に染める里の春川
15
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聴雨
東雲に流るる川のせせらぎに色めき立ちて春はにほへる
12
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卯月
「非国民」「贅沢は敵」が「不謹慎」に更衣せし平成の御代
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