横井 信のお気に入りの歌一覧
朝野沙耶
永遠と託く契りは浅はかでそれゆえ深く記憶に残る
14
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三條
透明な愛ならいいよ永遠にわたしに色をつけないでくれ
7
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仙人の弟子
対岸のかそけき灯り君が住む瀟洒な家に夜のさざ波
6
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入山夜鷸
風吹きて 桃笑むを待つ陸奧も稚兒らの頬は花となりけり
9
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睡密堂
人形は飾らなくとも雛祭りあられとちらし寿司で彩る
8
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うすべに
ひかえめな白とむらさき 田の畦に小花模様の布をひろげる
12
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滝川昌之
ついて来てしまった妻のこれまでの不満も今後の不安も背負う
18
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海野 冬雪
生きるなら十分な食も休みも仕事かな休日終わる
2
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ななかまど
手紙を書く人の思いをまん丸く受けとめるごと丸形ポスト
16
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朝野沙耶
道端の舗装を突き抜け顔を出す緑の強さに春を感じた
14
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三條
友だちの母の訃報を聞きながら家族旅行を先送りする
5
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兎桃
遠き日に吾子のもらいし立ち雛を棚に飾りて妻とながめる
10
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ブー太郎
脳梗塞 母のこわばる 手を握り握り返され 思わず涙
9
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へし切
甘い蜜いちど吸うたらやめられぬなれども甘い蜜には毒が
11
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継海
卒業の歓喜の輪さえ入れずに一人門出る君の三年
7
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夕夏
ぎかいとうせんきょをせんとせんきょほうかえずしんにんえるせんきょせん
3
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音蔵 雅秀
止めどなく 思いの丈をぶつけくる 独り暮らしの 母の淋しさ
5
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音蔵 雅秀
久方に 帰る夜道に 頬を撫ず 温かき風 春はすぐそこ
4
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アガサ
雪上を渡る北風身を切れど 男体山は風に問う春
8
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舞
浅き夢 うなされる声ふと見れば さすが我が妻 寝顔笑みつつ
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