詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
恣翁
灯火を消すがに 来たる蛾の群れぞ 虚空なる月 実に覆ふべき
15
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浅草大将
妻とひて喘ぎさまよふ小牡鹿に水のめぐみのなど癒しなる
13
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秋日好
ヴィヴァルディ冬の右手が慣れてきたクリスマスには左つくかな
6
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只野ハル
家族介護者は少ない定点間を同じパターンで移動する
8
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梛子
あの顔も声も仕草も あげるから 影は 私にくれませんか
5
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ゆうくん
その足が 音符にかえて 道の葉は 秋の軌跡を 描き空へと
2
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月虹
君と見る夜明けの空は浅き青宇宙の色を少し薄めて
30
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つゆくさ
さあ起きて!痛いの痛いの飛んでいけ!今日までだから 頑張れ わたし!
8
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薫智
この好きをまだ過去形にできなくて彷徨うばかりわかってるのに
10
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つゆくさ
あなたとは 競うつもりはございません!昨日の自分に 負けたくないだけ!
7
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秋日好
小鳥でも羽根付きタイプは空を行き他の種類は地上にひしめく
6
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月虹
月を食む夜の闇へと堕ちぬよう力を込める絡めた右手
26
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月虹
彼方にて恋の歌囁く君よ銀河は今日も歌っているか
26
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ゆうくん
群雲に 灯りしあかり 十三夜 今宵 シェイクスピアの一夜に
3
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秋日好
馴染みでも「いい一日を、マイラブ」と運転手さんは赤面させる
7
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紫苑
いにしへは安達ヶ原かたまづさのひとむらすすきわれの辺に揺る
10
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つゆくさ
どんよりと 雨降る今日は散らかった 部屋と心の片付けしましょう
11
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月虹
各々にある人生を背負いつつ列車を待てる人に秋風
26
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由良
これ以上誰も傷つけない為に涙の粒の先端は丸
93
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卯月
人魚姫だった昔を思い出し届かぬ声でうたう恋歌
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