まるたまるのお気に入りの歌一覧
佐々一竹
年齢を気にしなくなる歳になりゆったり広い空が暮れゆく
8
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聴雨
掌にふいに舞ひ降る星屑のほのあをきかな恋心とは
4
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悠々
どなたかは存じませんが一萬の厚い情けと熱い拍手を!
17
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芳立
ふためぐり初冠のふりゆきて人には成らぬわが身なりけり
11
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紫苑
君が眸のふかきに揺らぐ陽炎よ蠢くものの翼は折れず
12
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悠々
をみなごはその花びらを祕めるゆへかなしき戀をひらゐてとぢて
12
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浅草大将
蕾なるままで散りゆく心ざし一つ浮かべてさけと呑み干す
15
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紫苑
背に触るる指の傷は幻かひと日を終ふファスナーを上ぐ
9
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芳立
天翔るわざなきわれはうつし世をうみと生きゆく竜の落とし子
14
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粕春大君
一とせをしのび暮らして鐘をきけば明けて目覚むる千代の初春
23
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山桃
結ひ上げて正月小袖の姉さまの春やむかしのしづのをだまき
7
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芳立
願ふほど夜は冷えゆくもう君は独り暮らしでないであらうと
12
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芳立
初夢は見なくてもいいあかねさす君とはじめるこのひと年は
7
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芳立
急き急かれ春むかふべくしづか夜のなれるをいましきけば瀬のおと
5
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浅草大将
急くなかれ春など全く知らぬ身の何まち遠し来たる年など
7
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ほたる
足裏のわずかな表面積で立つ無限の空は平等である
9
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浅草大将
雪野辺になほ妻とへる影みえて風よりいたき小牡鹿のこゑ
13
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舞
愚かにも人を恋してその炎消さんと思い呑む酒に酔う
6
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雲居の月
朝ぼらけ儚き影は絶え絶えに夢か現か君を想へば
6
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芳立
きぞこよひあすのよを継ぎ人の子のわざ黒々とみせつけて逝く
6
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