横井 信のお気に入りの歌一覧
凌霄花
淡墨の雲傘にして伯耆富士夏の名残りの蝉時雨かな
11
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千映2
大好きといわれる自信はないけれどほっこり出来るといわれる自信
6
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灰色猫
玄関を閉ざして眠る空っぽの心に朝が満ちる時まで
9
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灰色猫
君を待つ二本の足でしっかりと愛を支える人間として
8
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灰色猫
生き物を殺す資格を持っている爪をきれいに磨きあげる夜
5
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灰色猫
傷つける資質しかない爪を持つシザーハンズのフィギアを愛す
5
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灰色猫
ひっついたままの奥歯のキャラメルを味わうような思索に耽る
7
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うすべに
暦だけもう秋だよと告げている 暑さ追いやれつくつくほうし
5
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夕夏
てさきでのけっちゅうのうどそくていでのうないさんそのうどわかるや
2
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里香
とんとんと こぶしでほぐす 今日もまた 働いた足 働いた肩
8
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滝川昌之
甘い汁ここにあるかとカブトムシ東京五輪の理事に教わる
14
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ななかまど
暦では処暑となれどもこの暑さ日なか歩けば中暑気にする
11
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千映2
東北の地盤沈下を監督の言の葉幸を投げかけてくる
5
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へし切
心なし暑さやはらぐ夕暮れを しばし微睡む 秋近し頃
10
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夏深
涼求め土手に上りて眺むれば川面に浮かぶ月はゆらめく
8
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舞
繁る葉の青葉の陰の木洩れ日も揺れて優しく秋を思わせ
7
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び わ
見事なりマツバボタンの花咲いた家内移植し除草欠かさず
5
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茂作
力盡き空を見上げる夏蝉の 命を繋ぐ子らへの祈り
12
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灰色猫
貝殻に痛みをひとつ植へつける赤き真珠を味わひたくて
6
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灰色猫
ぎらぎらと制御のできぬ眼球が美を欲しては白昼をゆく
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