千映のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
旅先のホテルのバスの石鹸が ほわりと運ぶ 妻の香りを
22
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たけくらべ
泥つきの大根届き古里のあかぎれの手の母有り難し
23
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林林
昨日の、自分は、振り返らない、未来の自分はわからない、、、
16
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みやこうまし
傘寿すぎセックスしないと離婚せし老女のありて 春に万歳
11
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野々花
「買ったの」と見せてもらったノートにはご主人の名と一首の短歌
14
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詠み人知らず
良し悪しは気持ち次第で変わるもの 言い聞かせては 深く息する
18
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灰色猫
林檎咬む 君が犬歯は どれほどの 恋の血液 吸ってきたのか
25
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詠み人知らず
山の端が曖昧になる時刻には 車窓に映る 裏返したち
16
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コーヤ
生け花の草木の気持ち言の葉を耳傾て花器に生けゆく
12
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もり
着古したティシャツ皺を隠すため羽織るコートのパステルカラー
4
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詠み人知らず
二日酔い頭痛の芯を溶かすため まずは薬だ ビールを飲もう
11
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灰色猫
糸車 くるくる廻し 紡いでく 愛しい君への 文字列たちを
25
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詠み人知らず
飛び立たぬ鳩がほろほろ通過する 土曜の朝の 広場の煙草
15
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へし切
ひとり臥し 冬ぞ侘びしさつのりくる 宵のまぎれに また 和歌を詠み
21
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夢士
初めての一人乗りするブランコの笑みふり撒きて得意げな孫
18
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コーヤ
笑みみせて優しく山茶花散りゆきてハートとハート重なり積もる
12
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晃
母さんは心配するのが仕事なの? あなたの赤子はもう四十です
9
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舞
睦まじく寄り添う姿道祖神人ゆく道のしるべなるらん
20
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都忘れ
嫁入りを 共にした水屋 取っ手の傷何万回の 手の温もりかな
6
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守乃みさと.
誕生日、血液型に干支、名前、君の痛手と一緒でごめん
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