名鈴のお気に入りの歌一覧
舞
虚ろなるまなこで眺むウイルスニュース心配させる父母ももう無く
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ななかまど
餌もとめ烏が去れば鶺鴒が尾ふり媚びふる稲かぶのうえ
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滝川昌之
哀し気な半旗と映る鯉のぼりステイホームのベランダに在り
20
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萱斎院
瀬にかかる花のしがらみ流るとも いよよ重ぬるみ吉野の風
7
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吉野 鮎
閉ざされし扉の向こふ藤棚に濃き淡きを搖るむらさき花房
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えんとつcafé
夜勤明けネクタイゆるめ窓に置く眼鏡で透ける土曜日のそら
14
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夏深
水張田を見廻る農夫のはやる心水面に影差す足取り軽く
7
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洩矢転石
前髪を自分で切って切りすぎてへそを曲げてるきみが好きです
6
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青き銀椀
休日の暮らし沁み入る啄木の歌集読みつつ午後に入りける
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シン
あなたとの面会すらも叶わない日々を牢屋にたとえたりして
6
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横井 信
在宅の座ってばかりの脚しびれ小さな窓に射し込むひかり
11
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詠み人知らず
あたりまえ「普通」に生きる毎日が尋常じゃない程幸せなこと
9
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KEN
花水木 何ささやくと 上枝見ば 微かにスピカ ぬばたまの二時
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内田勝也
愛すれば凶と知りつつ消えやらぬ夢の数々哀しみに満ち
3
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び わ
素晴らしい手を動かしてパソコンに今日も何かを追い求めおり
7
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舞
大空をのたりと流る白ら雲になりたき朝ぞ今日もいち日
10
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ましまし
繋がって途切れて絡まり繋がって 紡げや紡げ 編め 編んでゆけ
5
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露草
恋しくて蒔いたる種の無事生えて青の大群ネモフィラの春
8
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露草
一瞬であの日に帰る蘇る花ぞネモフィラ君と見た花
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ななかまど
集まらず閉じこめられず近よらずコロナよわれはどこに息する
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