朝比奈のお気に入りの歌一覧
河のほとり
ほととぎす声をあはれと聞くからに知らぬ山路のゆかしくもあるか
11
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河のほとり
しづかなる命のはてをねがふにも住ままほしきはみ山べの里
12
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KEN
ぬばたまの 闇に蒸れつつ 影を乞ひ 雨の朔 月見草咲く
13
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やまざくら
天地に 雷鳴轟き 黄昏るる 彼の地の君よ つつがなくあれ
8
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葛城
まちまちに明けゆく夜も梅雨空も今朝は楽しき二人連れかな
11
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きくゑ
ストレッチ 下げた頭に体当たり 猫の四つ足 我の四つ足
8
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音弥
折り返し地点の寺社のクスノキに風と一緒にハイタッチする
11
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名鈴
君の見ぬ 後姿も 寝姿も 熟くと見て やをら撫で愛づ
10
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Proverbe
命知る者は立たず巖牆の下 危うき事も怪我のうちとや
10
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へし切
唐突な玻璃の窓打つ雨音は 午睡のたのしみ 夢 覚ましけり
16
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滝川昌之
そこそこの 母校野球部 朝刊の 隅に今年の 出来を気にして
12
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夕桐
紫陽花の褪する色にぞ身をまかせ 青磁に揖保の絲業りまほし
6
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葛城
やうやうに雲間の日差し漏れ來たり何はともあれ陽を浴びに出る
15
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緒川みるな
夏空に 悠かたなびく 薄雲の 流れ消えゆく 美濃のあかとき
7
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葛城
常ならばぼちぼち明ける梅雨の空見つつ伸ばせる散策の足
11
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さいおん
秋染めて 冬に枯れてし 黄葉場の 青丹生ふれば また偲ひつる
7
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名鈴
差し向かふ 友と重ぬる 盃に 声高やかに 打ち笑ふ宵
7
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名鈴
我が胸の 時の杙差す 間は遠し 君あらざらば 音待ち暮らす
10
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名鈴
夜よ来よ 夜な来そとて 憤れる いはけなき身を 厭ひ給ふな
11
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名鈴
天の戸の 開かば思ふ人 雲居より 下りおはせむ 岩根松まで
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