みをつくしのお気に入りの歌一覧
KEN
ふつふつと 怒り 沸き立ち 天を突く 僞りの蒼 地に叩くため
10
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横井 信
星の降るお盆休みの草むらでそっとはじまる鈴虫の歌
16
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ななかまど
八月の卓に定まる朝トマト熟れ採りという味の重さよ
12
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滝川昌之
盆帰り待つ身となれば在りし日の父母の思いに詫びる仏壇
22
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艸介
夏の日にさらす衣手 はらはらと またひるかへる天ぞうらめし
5
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弥栄成就
流れ星 雨降るように 降り注ぐ 奇跡の夜は 今でも瞼に
17
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千映2
夏休みパンダの氷削り器で吾と戯れた子も白髪増え
5
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弥栄成就
流れ星 イナバウアーで 待ち続け 収穫一つで 首腰痛める
11
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トウジさん
お迎えす魂と過ごすは短き日 昨日今日のこと聞きあわむや
5
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名鈴
秋立ちて 日の入り早く なりぬれど 熱れは去らで 夜頃寝苦し
16
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青き銀椀
相模湖の水平線までかがやきて叔母と見るかな顔も見やりつ
8
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青き銀椀
父方にも母方にも祖母に手を引かれ買ひ物に行きたりそして逝きたり
8
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青き銀椀
のこぎりで氷を切るを見つめれば目を細めつつ涼を分けらる
9
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滝川昌之
蝉時雨止み 二、三度低い風の後の 澄ます静寂に遠い雷
16
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ななかまど
迎え火を焚いてあなたを待ってますあなたが父祖を迎えしように
14
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弥栄成就
転がりて 最期の一鳴き アブラゼミ 命謳歌し 天へ飛び立つ
18
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名鈴
亡き義母に 好物の菓子 供ふれば うれしおいしと 声ぞ聞こゆる
13
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横井 信
八月の流星群を待ちわびて雲にかくれた静かな祈り
17
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小林檎
簡単に棄てられるのださっきまで私の一部だった爪たち
5
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鴇乃
君の背へ 駆ける改札流されて その手取らずば思ひ増しけり
9
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