蔓葵のお気に入りの歌一覧
舞
懐かしく夢の途中にいる夢を覚めて鏡に知らぬ老いひと
7
もっと見る
詠み人知らず
生きて行く命に別状ないけれど「安心」だけがいつも足りない
8
もっと見る
へし切
いにしへの万葉かなに「恋は孤悲」ひとり老いては身に沁みけるかな
21
もっと見る
源 漫
鎌倉に蒙古の聖使を斬り散らす猛夫のきおふ名今如何にぞや
6
もっと見る
松本直哉
野分あとふりさけみればあまの原くものかたちのあきにちかづく
6
もっと見る
萱斎院
うすぎぬに思ひつつみぬ空蝉の 無常に添ひゐる送り火の宵
9
もっと見る
KEN
濃藍に 染まり鳴くかな 秋の蟲 いざよひ濡らす つゆくさの中
11
もっと見る
うすべに
灯籠のゆらめき映すこころまで 御蓋の山に十六夜の月
11
もっと見る
うすべに
夕暮れの観相窓のまなざしに 心の底の煩悩を知る
11
もっと見る
舞
恋初めし日に戻りたく夜衣をいにしえ人のうたを頼りに
7
もっと見る
松本直哉
うつせみのこゑもやうやくおとろへてくりかへし弾くワルトシュタイン
5
もっと見る
松本直哉
絶えにけりひとよの夢をかぎりとて交野がはらにあきかぜのたつ
6
もっと見る
高松 蓮
自撮りした 家族写真の 中央に 若かりし日の 我が母見たり
6
もっと見る
KEN
白骨は あなめ あなめと 泣きにけむ 風に萱の穗 山陰の野邊
15
もっと見る
へし切
ゆく夏の影を愛しみて蝉しぐれ残るいのちを愛し哀しと
19
もっと見る
河のほとり
なつかしき友に会ふごと夏山の小川の声をたづねてぞ行く
10
もっと見る
河のほとり
行く水も風も止まらぬ谷川に手向けと見ゆる波の白木綿
9
もっと見る
松本直哉
はかなしな葦の入り江はゆめなれやあべのはるかす灰色のまち
2
もっと見る
へし切
吹く風の日ごと秋めく朝露に濡れて移ろふ月草の色
16
もっと見る
松本直哉
夕されば草葉のかげに鳴く虫の心づくしの秋は来にけり
5
もっと見る
[1]
<<
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
|
52
|
53
>>
[89]