名鈴のお気に入りの歌一覧
ななかまど
田んぼ道歩けば水をふくみたる風吸い込んで昔少年
10
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滝川昌之
青銅の屋根と競えば境内の木々の若芽に初夏の煌めき
15
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うすべに
半袖の少女が走る風草の 土手のむこうに夏の横顔
11
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ケンイチ
湯上りの麦秋の風に寝転がり月を待ちつつ周五郎を読む
8
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KEN
無垢と云ふ加密列の毒が虚僞と云ふ私のエンベロープをぼろぼろにする
8
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まるを
おしゃれして爪も磨いて次に会う時は必ず惚れさせてやる
6
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まるを
西部にも月にも行けたあの頃の私が透けるそんなひと時
2
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芳立
都路の風は薫れりうつせみの世にいま通ふ影はなくとも
3
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横井 信
青空のずっと広がる水張田にうつる逆さのしずかな景色
7
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ryotak
湧き水をあえぎ求むる鹿の如く、尊き御方を求むる我が魂
4
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舞
健診の並んだ数字ながめては老いゆくものを自覚させられ
5
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青き銀椀
あぢさゐの蕾の粒の集まりてわくわく待てる五月晴れの陽
12
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松本直哉
咲きにほふ薔薇のかをりをかぐあさの空見上ぐればありあけの月
4
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松本直哉
さみどりの豆ひつそりとさやのなかひしめきあうてみのるはつなつ
11
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恣翁
夏の日の永きを 虻の伝ふがに 葡萄棚にぞ 群れて唸れる
13
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里香
呪い解き心のままに歌わせて この身うたかた 永遠は願わじ
5
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水紫
スマホ手に連絡しようか自問自答久々に会い咲き誇る笑顔
5
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ななかまど
客一人降したあとは軽そうに過疎の村ゆく田舎のバスは
10
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清淡
玉かぎる ほのかに照らす 月明り人のいぬ街 いと寂しけり
5
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滝川昌之
南国の雨季の便りににじみ出す汗も然りと渡る日陰よ
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