横井 信のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
羨まし白き指先鍵盤を滑り奏でる癒しの調べ
5
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うすべに
子供らの帰った広場 うす闇におしろいばなのくれない揺れる
7
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さえね
肉体を確かむるごとく列島の輪郭なぞりゆく野分かな
6
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滝川昌之
黄金色の稲穂の縁に曼珠沙華 ミシュランが星つけたがごとく
13
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ななかまど
朝刊が郵便受けに納まるを朝の儀式のごとく聴きおり
10
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恣翁
追直の街の灯りは ボンモイに 人魂のごと 揺れて映れり
15
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トウジさん
あっさりと口に運べるものばかりゴロゴロカレー復調するぞっ!
6
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へし切
彼の椅子は人の心を変えるらし 我が世の春と奢れる者に
9
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舞
詠み棄ての詩二三首を削除して吐息ひとつの秋のもの憂く
8
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び わ
彼岸花見事に咲いて楽しませ自然の恵み脅威を感じ
3
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茂作
キラキラと少女の髮の輝きて 自轉車を漕ぐ學び舎の道
12
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つばす
帰り道行くて防ぐや赤トンボ おらおらどきなママチャリ通る
5
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KEN
尾花の穗 飛行機雲を 爪彈きぬ 秋の蒼さに 儚きそれを
8
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ハーコット
謀かりし恋人うらむこともせで留置されたる外つ国の女
2
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凌霄花
死後の世のありやなしやとひとり問う無にきすならば恐怖遠のく
10
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千映2
右乳房無くなる母の病室の眼下に彼岸花の群生
5
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千映2
東北の人のこころにそっくりな宮城野萩の地味に咲くなり
5
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うすべに
小夜ふけて居待ちの月に花ざかり 遅れちゃったと萩がつぶやく
8
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滝川昌之
少年の蒼きキャップに汗の痕 北斎の描く白波のごと
14
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千映2
秋空に二本くっきり物差しで線引いたよなお見事な雲
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