芳立のお気に入りの歌一覧
浅草大将
大股に三ところ攻めをわたし込み夜の相撲は腰くだけかな
4
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まるたまる
直伝の煮浸し作る小松菜の甘みに祖母の笑顔を想う
6
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悠々
隣席の麗人と見交はしミラノ風ドリア熱きを頬張るサイゼリア
6
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山桃
雨粒のバブル宇宙を毀してはあなたこなたへ飛び去るものは
7
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浅草大将
うづら捕る深草に日はくれ竹のふしみの狐来むと鳴くらし
11
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山桃
花よりも散る日おさおさ怠らぬ桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿
8
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紫苑
それぞれに幾たびひとを殺めしか逃れて添はむまぼろしの町
6
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たんぽぽすずめ。
子のために男を食べる女なら裏切られても構いはしない
8
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浅草大将
潮どきに月もめぐりて押し照るや難波の浦の蘆を根切らむ
10
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山桃
追ひ羽根のごとくに花を結びたる梅飛びたけれ東風吹けばこそ
8
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詠み人知らず
どろどろと好きも嫌いも何もかも呑み込んでくれる苦いコーヒー
7
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さよここ
行くあても無いから食べるポテト冷めて指が油で光るから嫌
3
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浅草大将
春来ぬとまだしらかばの森ふかくふゆの館に誰こもるらむ
7
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山桃
春近し人の身投げし濃緑の川面に跳ねる細らの光
7
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まるたまる
痕跡を残したのは覚醒した拾号機朝になるまで残骸を喰らう
4
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山桃
芽吹く雨蛙寝返る梅雨空の夢の続きの濡れぶとんかな
5
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山桃
空ひとへ白鼠うす紅色さして雲の織り女の綾なす伎は
5
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水葉
一輪と輝きたるか漆黒に星は幾億いずこに咲くや
6
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まるたまる
フェミニンが好きと言われて努力した あなたは私の魅力を知らない
6
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悠々
薄絹に香るかなしき俤の叶はぬ戀を千歳いだきて
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