詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夢士
青春の話題つきなし居酒屋の吾を囲みて亥年の爺婆
13
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KEN
風に舞ふ うたかたの白 春の雪 ふふむ櫻に 傳ふ散り際
12
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コタロー
朧月散歩の我を煌々とツアーガイドの如く導く
13
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コタロー
朝ぼらけ風にざわめく竹林の上に出でたる朧月かな
11
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コタロー
のそのそと狹庭横切る野良猫に急にもてなす餌あらざりき
12
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滝川昌之
デッサンに色を置くごとまた一つ明日またひとつと咲く野の花よ
24
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煩悩
まだ猿だった理性もなかった俺達はひとつの林檎に命を賭けたな
6
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灰色猫
この星に未踏の地などなくなって唯一あなたが私の秘境
18
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灰色猫
毎日がみそひともじの誕生日とても愛しい心のことば
17
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行宮偏(仮之名)
疾き風のゆくを見おろし春月は 朧緞子のかげに在し
12
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KEN
咲き急ぐ 花の蕾を 諭す如 冷たき月の 光降るかも
20
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横井 信
過ぎてゆくいち日をただ歌にして見送っていく暁の月
13
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横井 信
旧式の揺れる列車は春雨の分水嶺を静かに越える
16
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滝川昌之
振り子打法 努力は他者との比にあらず 量りは自分の中にあるもの
19
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森川
夜の風も ぬるく漂い 大好きな冬が去りゆき 花は喜ぶ
8
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つちだゆういち
寒空のガールズバーの客引きがマッチ売る少女のようで憐れ
9
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聴雨
サッカーを終えて別れを惜しみたる少年越しの春の夕暮
9
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横井 信
ただいまと上着を脱いで春休み 風に揺れてるスギナとつくし
15
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灰色猫
たくさんの願い華やぐ千羽鶴きみの一羽を探しているの
17
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灰色猫
きらきらの北極星を追いかけた午前三時の子猫の孤独
18
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