みやこうましのお気に入りの歌一覧
浅草大将
草の陰いつしか秋をさきがけてひそかに夏をこすもすの花
22
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あそびくも
松の葉のいつともわかぬ人なれどふと驚かす晴れ衣の君
9
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悠々
舐めまはししやぶり吸ひつき甘噛みしあふれる汁を飮みほすまんごー
8
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紫苑
「また逢ひに来ました」と見上ぐるひとの唇応へざりはつか開くも
9
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紫苑
膝小僧かく尖れるをひさかたに知りぬそぞろにRehab聴きつつ
7
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光源氏
照る月を雲な隱しそ宮仕へ九條の雨に果ては知らずも
8
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光源氏
武藏野の木の間に降りし蝉しぐれ青の朽葉も濡るる夕暮れ
7
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紫苑
名も貌もなく彷徨へる世にあればそも佳き子こそ婆娑羅なりけれ
13
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あそびくも
斜に奔る白紫の稲光り雨脚はやく宵の更けゆく
14
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白亜
ひんやりと やさしさ伝えて 東雲の茜に染む目覚めの海よ
10
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白亜
広々と闇の広がる静寂には あまい記憶と恵みの月を
10
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河のほとり
入相の鐘に一日を惜しめれば鳥の一こゑ落つる山ぎは
8
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河のほとり
今はただ歌なき歌の風となり夢をとむらふ空の奥つ城
24
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はな
全身を開いた夜に君だけの刹那の海になれるよころび
75
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紫苑
パピルスの黄金虫にまなこ無く現世に瑠璃の羽閉ざしけり
8
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光源氏
ひとふしに御心とどめ寄せたまへ思ひ浮かぶる有爲のことの葉
5
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紫苑
秋めける風に名前を問ひかけつ夕顏の耳朶かすかに震ふ
11
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半格斎
路傍より手折る白百合けだかくも醉ひし香りや家中満たせり
19
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舞
妻の足揉みつつ語るポツポツと今日一日の夜の更けゆく
13
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浅草大将
比叡わたる山の颪をしみじみと近江の宿の目覚めにぞ聞く
15
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