みやこうましのお気に入りの歌一覧
半格斎
のびていくあさがほの蔓や行き場失せ薔薇の小枝にすがり咲きたり
13
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聴雨
朝は来る心の闇を切り裂いて強制的な今日のはじまり
15
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はちみつ
人体の7割が水分と云うならば幸せの7割は涙だろうか
47
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ふきのとう
駅に待つ茶色のコートの迎え人いるはずもなき亡き母に似る
84
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ふきのとう
雨の中ひまわりの傘くるくると背中でまわし少女は駆けゆく
11
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ふきのとう
わが心空回りする虚しさに気だるさのなかほおづえをつく
9
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ふきのとう
まだ細きあおみの残る人参をぽりぽりと食むビールのつまみ
13
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芳立
しらすなの手よりこぼれてかなはじと知りつつ淵に落つるこひぢは
13
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光源氏
夢よりもはかなき戀と思ふれどうつつに寄する蝉のこゑかな
12
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聴雨
玉梓をあかき曽呂利の花入にさして待ちたる夕月夜かな
13
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紫苑
風死んでだらりと垂れた夕の端に黙し遅れた蜩の鳴く
14
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トーヤ
こんなにも涼しい風を受けてたら一番暑い季節がこない
6
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半格斎
風は絶え殘る暑さにひぐらしのなく声哀し高曇りかな
7
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舞
逝く人を偲びて酔わん盂蘭盆会呑みて語るも供養とぞ知る
12
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あそびくも
日に焼けた大地を駆ける山彦はころころ転ぶ童らの声
10
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光源氏
果てもなき思ひは月にとどくらむうつす水面にしづごころなく
10
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白亜
向かい風 前からおまえを知ってたよ。空を飛ぼうと決めたときから。
15
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紫苑
金管の響きを持ちて白百合は雲居のあをと争ひをりぬ
9
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まるひこ
これぞ私というものを探し探してさまよって気づいたら他人
4
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まるひこ
服装以外の変化は見あたらず1日輪廻の生活、脱!
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