みをつくしのお気に入りの歌一覧
青き銀椀
吾が魂のありありとして新月の空深むるを今宵とは見む
14
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緒川みるな
我が病寛解せませば足妣木の槍の穗先に逆立ちせまし
7
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恣翁
秋立つも 高き陽 部屋に入り込みて 残暑の未だ去りやらぬ夕
15
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名鈴
都より 遥かに南 琉球が 海風故か 暑気軽しらし
11
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青き銀椀
うす碧き山並澄みしありあけの空も澄みにし東の方
8
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横井 信
休みあけぼんやり見てる街あかりちょっと冷たいクーラーの風
9
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KEN
ひざかりに 恋と覺ゆる あの頃の おもかげ写し 容花の咲く
13
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ななかまど
熱風に暑さ重ねる蝉しぐれ夕風吹けば秋のにおいす
13
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艸介
堪らぬは鼻腔を奔る山葵かな つッと吸い上げ 目鼻夕立
4
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トウジさん
恐竜は 寒さがゆえに 死滅せし ホモサピエンス 熱波で死滅?
4
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滝川昌之
不摂生 違反切符の累積は 胃薬代となって支払う
15
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トウジさん
微粒子が 邪魔する空は 青白磁 天色懐かし 山駈ける頃
9
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青き銀椀
葉桜のしきりに分かつ陽に陰にぽつかりひとつアキアカネ飛ぶ
9
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青き銀椀
放つ紙ヒコーキ風に乗り靑き視線の先のずつと先ゆく
9
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名鈴
ゆく水は 次次流れ 替はれども 川は川なり 今も昔も
13
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緒川みるな
猛暑日に服も下衣もなかりけり暑さ我慢の褌ひとつ
5
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緒川みるな
ゆく川の過ぎゆく夏を追ふごとくひそめて咲くや露草の花
4
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横井 信
ゆっくりとレールの音の消えて行く夏の終わりの夕焼けの空
14
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滝川昌之
軽くなりそよぎ始めた海風に誰かがせつない秋を見つける
21
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ななかまど
できるなら茄子と胡瓜の馬たちよ父母の好みし道帰らなむ
15
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