詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
まあさ
春雨がシャイな鈴蘭水仙の 秘密の音色をこっそりさらう
20
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詠み人知らず
地を這いて 可憐な小花芝桜 こっくりピンクの 絨毯敷くめり
18
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たたみの目
今日何か 用事あったか 聞いてみた 何もないよと ひとりで返事
13
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リクシアナ
新しき朝日溢れて制服の白さ清けし新卒の君
21
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藤久崇
み吉野の 涙も継ぐや 名にし負う 里を追われし 沖つ島人
18
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藤久崇
咲く花は 風に添え来る 黒雲に 弥輝きて 匂い散りゆく
20
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詠み人知らず
恋文を綴る思いの原稿や 恋君の名の文字なぞる指
8
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詠み人知らず
スプーンとクルクル回す恋の闇、注ぐミルクも溶けるマーブル
10
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安井シンゴ
苔むして緑 滴る下生えに黒猫が居り 「詫び寂び」と思ふ
7
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深雪
昨日より薄い夕日を背におうて 小さき母の影が手を振る
26
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たたみの目
さわやかに やっと決心 しましたよ わたし自分を 受け入れて跳ぶ
15
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たたみの目
わが部屋を 掃除した時 誰も来ず 汚れし頃に 人は訪ねし
10
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たたみの目
これでよし 短歌にしよと ペン取れば 思い浮かんだ 言葉忘れる
10
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たたみの目
酒場にて 電話するねと 言った人 あれから二年 待てど暮らせど
10
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吉野 鮎
かそふれは三十一文字に收まれるしゆふるな短歌のくすりとをかし
8
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詠み人知らず
メンタルを潰す鬼畜じゃありません あなたが地雷を踏んだだけです
16
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恣翁
寝転びて 雨に 燕を眺めつつ 杏花を案ず 散らざらむかと
14
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灰色猫
南国の夏が詰まったコルク瓶ただ砂浜に漂うており
14
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舞
花を見つ過ぎ行く人の足元に名告らぬ花の粗素と咲き居る
10
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秋日好
ボロディンの弦楽四重ノクターン絡めて君を繋ぎ止めたい
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