みやこうましのお気に入りの歌一覧
半格斎
彼の地より笑顏とどけに幼子の來るを待つらむふつか前なり
12
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浅草大将
風ふけば花に露ちる朝がほはむべ秋ぐさのはじめなりけり
20
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庭鳥
ようように出番来たりと蝉時雨御苑の森に横なぐる声
10
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紫苑
言霊よ則を曲げても松木より離りて天に届かまほしな
14
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紫苑
「おやっさん」棺に縋り泣くひとを目にして知りぬ義父の在りし日
13
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あそびくも
つないだ手若き腕の行く末を穏ひし空へ鳩よみちびけ
14
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紫苑
俯けるヴェールの陰のまろき頬たひらかな世を謳ひ笑ままほし
11
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光源氏
うらぶれし思ひを流す秋の風影をも知らず舟は漕ぎ出でし
7
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舞
帰宅路の灯り優しく家々の夕餉の香りそれぞれの幸
13
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浅草大将
平和をいのるこころは一つなれ空にひびきもながさきの鐘
22
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紫苑
送られぬ魂は嘆かむいはばしる淡海に灰の散らふものかは
11
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あそびくも
呼吸さへも忘れ頻き咲く大輪の焔花散る靄の静けさ
15
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浅草大将
またよけれひと目をからぬ下草も秋の田畑の実りなりせば
5
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まるえふ
大丈夫大概人皆癖はあるあんたの癖もええ味しとる
9
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紫苑
ててっぽう鳴きつる方に囚はれの我が身なりけれ朝焼けの降る
7
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聴雨
くれなゐの玻璃に宿りし黄昏は音なく落ちて夏を閉じゆく
15
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只野ハル
微かなる夏の陽射しに現れる筋の模様は水の流れか
3
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七色コイン
神仏に挨拶だけの男です。願いの重さ知ればそうなる。
15
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トーヤ
朽ち果てた看板だけがいつまでもあり続けてる日用品店
9
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聴雨
をりをりに雲より見ゆる月影の宿るましろの露涼しかり
9
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