千映のお気に入りの歌一覧
コーヤ
春立て春が来たよとうぐいすが告げに来そうな陽射しのひかり
17
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雪柊
夜更け過ぎ鬼のお面を抱えつつ眠る吾が子の髪を撫でやる
25
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林林
昨年の師走作りし干し大根節分に煮る 決意新たに
21
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紫苑
子のほほに卍書きたる指さきをしたたるごとく爪紅のいろ
11
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赤俊雄
カレンダーに刷られた二字に惑わされ季節が変わる気がするふりする
8
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雪柊
通勤路 背中が寒く ふと思うそうだ白金懐炉も買おう
16
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詠み人知らず
「塾帰り」そういう友に憧れた 質素な家の 少年はボク
15
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雪柊
昨日まで「おとと おとと」と言っていた君が笑顔で「おかさな おかさな」
18
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ゆりこ
ひとしずく月欠けるたび疼く身を白く抱きしめ指濡らす窓
21
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野々花
豆まきのおこぼれを食む鳩達がポッポポッポと賑やかな朝
10
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リクシアナ
檜には成れぬ明日と知りたれど努力尽くせる人の翌檜
21
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本能寺
寒椿 雪の帽子をかぶっても 紅の花びら 命の吐息
19
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コーヤ
小鳥群れ囀る声も軽やかで春の近づく音に聞こえて
26
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野々花
日溜まりで摘みきしなずなたっぷりのお湯に放てば広がるみどり
15
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詠み人知らず
たまたまの神戸そごうの地下二階 余裕隠さぬ 人らの微笑
14
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野々花
唇を彩る春の新色と桃色ルージュのお試し貰う
8
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舞
鬼去れと福来たれよとささやかな願いを込めて妻と豆食む
12
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詠み人知らず
家のない青年の寝る地下道の 零下の朝に 呼吸の止まる
15
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野々花
無理矢理に咲かせたせいか顔色の悪さ気になる花屋の桜
13
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あふひ*・○・*
薄曇御苑の端の樹に満つる零れんばかり淡紅の梅
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