みやこうましのお気に入りの歌一覧
光源氏
人も無き末の茅原押し分けて幽かに聞こゆる雁の聲かな
14
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悠々
シャコ釣りや竹の汐噴く八代潟・澄子不知火恋ひし有明の海・悠
18
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紫苑
驟雨きて傾斜の街の遠近に小さき奔流あまた走りぬ
10
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紫苑
ひと声の悲鳴よぎりぬ闇の底いのち消ぬるや丑三つの蝉
14
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あそびくも
耳あまくする言の裏かくれつる心を知りせば靡かぬものを
13
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浅草大将
ひさかたの雨音たかく軒うてばうなりも低きいかづちの声
18
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聴雨
しつとりと虫の音のみの降り頻る秋のにほひの漂ふ夕べ
11
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あき
ばあちゃんの車みつけてかけていくちいさなリュックお盆のにおい
27
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七色コイン
何もかも忘れさられてゆくだろう 忘れな草に誓ったことも
27
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聴雨
秋あかね稲の実りを教ふごと風を渡りてしるべとなりぬ
13
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半格斎
手に取りしまばゆき花火にたかぶりのおさなの声音や夏の夜かな
15
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半格斎
もみじ手をふりておさなの帰り行く遠き別れやかなしかりけり
24
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七色コイン
弟よ損ばかりなるその生は きっと誰かが見ているからな
23
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まるえふ
道を逸れ山道歩く線香とカップ酒持ち寂れた墓地へ
42
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七色コイン
愛すべき者の哀しみ知りたくて 静かに回す我が扇風機
18
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紫苑
遠花火名も知らぬまま散りゆきぬ夏のかたみの一夜愛しき
18
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悠々
茶畑のつちくれとなるかたつむり・澄子われもやがては土にかへらむ・悠
22
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トーヤ
きっかけはたった一つの嘘でした心の中を縛る鎖は
16
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浅草大将
征く君にいかな言の葉たむけ山花も紅葉もいのちありてぞ
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光源氏
地藏盆送りのべべに茜色花の虚ろに寄する秋風
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