河のほとりのお気に入りの歌一覧
聴雨
遠つ君待つ宵草のともし火の寄る辺は白き月ばかりなり
12
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舞
たおやかに誘ざなう指の香も甘く夏夜の闇に白く浮かびて
11
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紫苑
雨上がり眠れる花はいつせいに空の蒼きをよみてひらけり
15
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聴雨
さくら木は溢るるほどの青湛へ木下に深き闇をいだける
6
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恣翁
日に焼けし 築地に垂るる 合歓の花 盛り過ぐるも 赤く毛羽立つ
21
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舞
イケギャルと老シスターとそれぞれの夢を乗せつつ地下鉄の行く
14
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月澄
物憂げな盃の月飲み干せば 欠ければ満ちる心知るなり
5
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芳立
御社の祭りあるらし宵待ちにはやる浴衣のからころとゆく
14
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詠人不知
雲と和すこずえの色はささめいていのちの声はひと夏に燃ゆ
17
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横雲
われがなほ折らまほしきは望月の木陰に咲ける白月見草
3
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あそびくも
峰雲のたつ夏空を朱に染め燃ゆる火焔は地にこぼれゆく
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