みをつくしのお気に入りの歌一覧
樟明子
爽やかな朝の空氣で掃きさうぢ隙間の闇を追ひ拂ふごと
10
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艸介
その七日尽きて逝きける空蝉に 経を誦みたるつくつく法師
5
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千映2
彼岸には彼岸の愉しみあるんだと盆に戻りし両親の笑み
6
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トウジさん
身のために 水分摂れと 達せらる 腹いっぱいで 食欲失せぬ
4
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青き銀椀
如何に取る蜘蛛とのソーシャルディスタンス吾大きくて汝小さくて
7
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桜田 武
孫帰り虫かごに残るバッタのこと「ご苦労さん」と野に放しやる
13
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ラベンダー
なかなかに 短歌で事を 語るのは 難しいなと 緑茶をすする
11
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ラベンダー
おばあへの 感謝を込めて 顔埋め 感ず最期の 命の温さ
11
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横井 信
だらだらと過ぎてしまった連休の余韻ひきずる在宅勤務
9
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名鈴
仄見えし 此岸の様子 危ぶみて 引き返しつや 精霊蜻蛉
15
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灰色猫
充電をするかのように太陽をひたすら浴びろそして滅びよ
10
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灰色猫
擦りむいた傷の分だけ人間にレベルアップをしているようだ
10
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青き銀椀
風ふわりとまるとんぼに夢ひとつふたつみっつと秋の増えつつ
13
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青き銀椀
ありあけを待ちつつやがて新たなる一日問はば秋の兆しす
10
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河のほとり
夕されば風も涼しき峰々をめぐりて雲の行くがしづけさ
12
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青き銀椀
背中より感ずることの多くなり外に言霊のゆらめく中で
11
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トウジさん
供養とは 誰がためなるや 疾く返せ 血色に染まる 雲見て思ふ
4
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灰色猫
ひぐらしの声を聞いてはなりませんあれは死霊の歌なのだから
13
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滝川昌之
暑過ぎて引っ込めようかと戸惑いの芒の穂先の早秋もあり
19
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ななかまど
光年という永久のきらめきを星はかかえる新月の空
10
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