弥栄成就のお気に入りの歌一覧
夏深
影ひとつグランドピアノに向かう背情熱を謡う夕日差す部屋
7
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夏深
雨上がり空はもう夏の輝き帯びはやる心は海へと駆ける
5
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夏深
差し伸ばすこの手にふわり舞い降りて雪は遥かな天よりの使者
24
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江儀
人のみな眠る夜中の街の上ひかり眩き火球かけ行く
10
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KEN
雨匂ふ 風にこもごも 刻み搖る 振り子のやうに のうぜんかづら
9
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西村 由佳里
続けても続けて続けて続けてもそれでも続けて今日を迎えた
5
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横井 信
七月の空を待ちわぶ白鷺の羽根を休めるみどりの稲田
12
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つばす
平安の疫病祓った祇園祭 今祓らわずに何時祓うのか
3
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里香
ちらちらと ゆれる蝋燭 その刹那 息止まるほど 君美しき
4
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千葉 甫
西からの低い陽ざしに窓ガラス光って今日も暑い日だった
4
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滝川昌之
幼子と葉裏を探す老人の緩き歩みを真似るマイマイ
16
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ケンイチ
武蔵野はあぢさゐ色に染まりをり雨雲レーダー予報を見れば
7
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ななかまど
はすの葉の水の軽さや梅雨の蝶あめの上がりてしばしまどろむ
10
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名鈴
音に聞く 夏越の夕食 調じたし 粟やら豆やら 入れ飯炊く
11
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うすべに
遠い夏 金魚の影のあざやかさ まだ目に残るきみの横顔
8
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舞
往きさきを問いて応えぬ浮き雲の空を眺めて吾れもポカリと
8
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谷村思亜
人生は 結構平等にできていて 誰の思い通りにもならない
9
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ななかまど
梅雨さむき水無月の朝つばくらめ子らのためにとしきりにしばし
12
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只野ハル
和歌山城馬に乗る吉宗像と外堀巡り自転車は通過
4
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只野ハル
ペダル漕ぐ背中西陽で暑くなる力が抜けてコンビニに逃げる
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