ななかまどのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
朝帰り恥ずかしそうに近所の娘やや眩し気な空に俯き
12
もっと見る
灰色猫
天体が見える鏡を買いましたあなたが星のような気がして
11
もっと見る
詠み人知らず
こんなにも重きうつわをたましひは操りゆかむ朽ち果つるまで
12
もっと見る
うすべに
ぶらんこに夢のあとさき落ち葉降る どんぐり集めた子どもの頃に
9
もっと見る
横井 信
北風に落ち葉はそっとささやいて季節に出会う山の公園
12
もっと見る
灰色猫
落ち葉から愛していたと告げられる好きだったけど仕方ないよね
8
もっと見る
灰色猫
洞窟に潜ってひとり牛を描くいつかアートを理解するまで
6
もっと見る
灰色猫
さよならの練習ばかりしています履けなくなった靴を想って
6
もっと見る
灰色猫
荷造りを終えてしまった夢くらい大事なものがあるけどごめん
5
もっと見る
灰色猫
夏草の匂いを吸って満たされるもう大の字にならねばなるまい
12
もっと見る
茂作
秋の陽を挾んで閉ぢるヴェルレーヌ 落ち葉の詩を口づさんでみる
12
もっと見る
なりあきら
木漏れ日が 木々の間を 巡る時 秋が色づく 眩いほどに
6
もっと見る
舞
満月の光り清かに想い人現れ出でよ裸木の影
6
もっと見る
トウジさん
作りすぎ一人鍋にも感謝して気温十五度きって雑炊
7
もっと見る
御宿川蝉
氷上を 滑る赤と黄のストーン 觀て一喜一憂 笑顏の選手
11
もっと見る
へし切
支持率は 時の総理の通信簿 何かにつけて見えぬ本気度
12
もっと見る
詠み人知らず
誘ひて未だ見ぬものを共に見ゆ満ちる潮に素足温めて
7
もっと見る
滝川昌之
低くなり視界を奪う朝陽なら昨夕の土手の野菊探せど
13
もっと見る
うすべに
鳴き声に空を見あげる春かなと 秋のひばりは枯れ草の中
9
もっと見る
緒川みるな
ふるさとの邑に帰れば友は皆皺と白髪の浦島花子
8
もっと見る
[1]
<<
407
|
408
|
409
|
410
|
411
|
412
|
413
|
414
|
415
|
416
|
417
>>
[1358]