河のほとりのお気に入りの歌一覧
岩崎純一(純星)
草も木も枯るる冬にぞとほしろき果ての雪まで過ぐる嵐は
8
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岩崎純一(純星)
さむしろやうつろふ色の袖の霜幾夜も知らぬ月の光に
6
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岩崎純一(純星)
色もなき心の空の果たてよりとはれぬ袖をすべる白雪
6
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岩崎純一(純星)
冬の色を山の眺めに数ふればなべてひとつの雪のさびしさ
6
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かぐら
神さまのいない背中をきつく抱く いのちの弱さを確認しあう
22
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ゆうくん
ただ願う この氷河期を溶かすほど 君見る夢よ あたたかくあれ
2
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薫智
怖いんだ隔絶されていく僕は希望あふれるこの世界から
7
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舞
離れ来て雪の便りも懐かしく公孫樹枯れ葉のこがね踏みつつ
5
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ゆうくん
雪香る 北の国から 吹く風が 空に奏でる シベリウスの音
2
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紫草
戀しくて肩に散りこし一葉の 紅いもみぢに口づけてみる
8
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悠々
ゑに描ゐた餠であらうかうつし世の平安などは一朝の夢
14
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鹿目
すれちがう赤いラパンを目で追って 分かっているのに逃げ水のよう
1
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せいか
ゼンマイが廻れば暗き箱の中 唐人形が打つ鐘の音
3
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芳立
言問ひにわれは答へむみちのくのしのぶ乱るる色かくしつつ
7
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芳立
残り火はなほくすぶれりたくひれの白き灰にもならず果てめや
9
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けにちん
乾杯の音頭聞こえる道すがらテクテクテクは自分のリズム
2
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葵の助
宝物増えて握りきれなくなり片手を開いた おめでとう、五歳
1
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葵の助
二歳児が秘密を持った左手を隠す「冷蔵庫開いていますよ」
3
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恣翁
巷にて 夢貪れる暁に 路上の人や 落葉焚くらむ
18
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そらの珊瑚
突然の非情を帯びて静電気今君の手に拒否られたんだ
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