横井 信のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
最後尾 後ろ向きに乗る亡き父が車掌として見た沿線と駅
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うすべに
暮れの窓 みぞにころがる蜜蜂の夏のきらめき羽にのこして
9
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ななかまど
丁寧に冬を歩めば雪に似る日記の項に余白が増える
15
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紫苑
スカイツリー黄とあをに染むたまさかをのぞみと見つる人のこころは
5
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へし切
幾人を ひまわり畑に葬れば この争いは終わるのだろうか
9
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夕桐
お暇をもらひて帰る家の亡き蝶夢ゆかしき宮仕へかな
10
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虹岡思惟造
吹雪く夜の驛舎に終電待つ人はスマホも見ずに默して動かず
6
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秋日好
欧州で存命中に訪ねたい処無きかと自問してみる
10
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舞
冬の夜歩みて語る息白く友よ何処にこの星を見る
6
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び わ
朝が来た庭の草花顔を染め今日と言う日を笑顔で迎え
5
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茂作
師走かな餠附く音の懷かしき 父に入れるや母の合ひの手
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凌霄花
落ち葉掃き樹木の根に集めて暖をとる英国もどきつまし冬じたく
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うすべに
大掃除 窓ごしに見る庭のすみ 枯れ葉の下から小さなみどり
6
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草木藍
冬日和米蒸す湯気の柔きかな家族の集う年の瀬の庭
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滝川昌之
底冷えの廊下のすみで居心地の良さげな缶のビール二箱
15
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ななかまど
暮れはやき空は粉雪身にまとい白鳥せかす細き三日月
15
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恣翁
冷たげに 時雨に濡れて光りたる 黄昏れかかる坂の舗道や
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トウジさん
ええころで止めなきゃ限なし大掃除次から次と疲れる行事
6
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夕夏
えるじーびーてぃーはせいさんせいがないとちょうきせいさんせいなきせいじ
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へし切
侘助は こころに灯る灯り花 一輪挿して 君を待ちわぶ
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