ななかまどのお気に入りの歌一覧
舞
白樺の林の陰に先駆けて雪は真白にニセコアンヌプリ
8
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へし切
コロナ禍の愚痴を言いても詮無いが 医療はダメだし 薬も足りない
9
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へし切
爺ちゃんと懐いてくれる それだけで 目尻が下がる溺愛の孫
9
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きくゑ
大翼を生み出す雲が西の際 刻一刻と暮れる階層
5
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ガビー
朝毎に我の寢床に来る犬よ 布団の上に伏すスフィンクス
3
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うすべに
駆けまわる子供おいかけ円舞曲 つむじ風舞う枯れ葉のワルツ
8
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へし切
辛ければ頑張らないでいいからね 逃げてもいいんだ 弱虫でいい
9
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滝川昌之
子も妻も出かけた後に目覚めれば書き置きのような日曜の朝刊
11
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横井 信
晩秋の田んぼにふわり蝶の舞う風はしずかに落ち葉のかおり
12
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茂作
セイコ蟹茹で上がりたる秋の色 旨い安いと商ひの聲
12
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なりあきら
時雨降る まだ暗い道 照らすのは 朝の日ならぬ 落ち葉なりけり
4
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舞
現れて来るまで呑むか紅い酒遠い日にある君の笑む顔
8
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詠み人知らず
朝の陽を受け止め居たり白雲の窪みを満たす光やはらか
9
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滝川昌之
枯れ芝がタックル後の頬に付くリーグ戦終盤ラグビー場で
10
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灰色猫
さりげなく人差し指は弾丸で平和を壊す力があること
9
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うすべに
腰まげて枯れ葉掃くひと長い影 踏みくだかぬようまんなか歩く
8
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横井 信
万葉の時をたずねてゆっくりと谷を流れるもみじ葉の旅
11
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しきしま
君が代は幾代や経むと言問へばちよよやちよと鳥鳴き渡る
6
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茂作
子らは皆家に歸れとキンコンが 鳴ると云ひては孫を宥める
14
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舞
神さびた社の庭の依り代の黄の銀杏木の高き秋空
8
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