名鈴のお気に入りの歌一覧
時定
この世にて、唯一、幸と呼べるもの。幼き娘がひざで寢る日を。
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里香
眞つ直ぐに立ちて背負ひていざ進まん 時計の針に悔い殘さぬやう
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灰色猫
月影に愛され生きる一匹の怒りを吠える狼であれ
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横井 信
空まわりしている夏の風ぐるま 揺らぐリズムは夢の入り口
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KEN
灼熱に 靜かなりけり 百日紅 八月六日 汗を拭へば
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青き銀椀
風がまま空き地に来れば広ごれるエノコログサの茂くゆれつつ
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び わ
八月は御巣鷹山の九ちゃんや忌まわしき事記憶に多く
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恣翁
晩蝉と 集く草虫 夏惜しむ朝の 命のハーモニーかも
14
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舞
オハヨウと朝に生まれ昼を終えひとり就寝アリガトと告げ
7
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キタキツネ
一人寝と常に孤食の家ごはんたまにはディナーフルコースでも
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樟明子
霞む町海の向かうの火山から風に灰のせ傳言のあり
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葭堂
照る月は 地球を遠くに 静観し 争い絶えぬと あきらめ顔か
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あおば
炎天の川沿いの道風浴びて走れり君の声慈しむ
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艸介
底なしに噴きて尽きぬは脂汗 汗搔き水欠き つひにはもがきぬ
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ななかまど
かぶりつくトマトに残る濃き味に名前のありぬ浅野けっさく
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はる麦
思い立ち人生初のファンレター便箋前に恋するオトメ
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滝川昌之
アスファルト仰向けの蝉 叶わずに七年願った樹木葬さえ
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荒野のペンギン
今日だけは いい事言うのよ 政治家は いつまでたっても 平和は遠く
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はつなつの
朋輩と今宵ひととき過ごしつつその折々に君をぞ思ふ
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水紫
動くにも考えすぎて動けない迷ってできない最初の電話
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